GoldenFX’s diary

FX資金1万円でベンツを買うまでの記録

【保存版】GoldenFX式チャート解析講座2「究極の環境認識」

こんにちは GoldenFXの管理人HSak.です 前回の解説記事「GoLdenFX式チャート解析口座1チャートインジケーターセット」では個別の通貨ペアで環境認識をする方法を解説させて頂きました

今回は相場全体の環境認識をする方法をお伝えいたします

この記事を読めば EA「TFBreakerC3」のエントリーに対してその正誤を素早く判断する事が出来るようになり EAの効果的な使い方が出来るようになります 

また相場を大局観で捉える事が出来るようになり 難しい相場でも落ち着いてトレードをする構えが身に付くと思います

そして私が実践した半年間で利益率2800%を達成したトレードの真髄に迫ります

環境認識はエントリールールではない

環境認識はそもそもトレードにおいてどう使うのか

お話を進める前に FXでエントリーを決める大事な手順を今一度ご説明いたします

「EAを使うんだからいらねーだろ」と思う方にも大事なお話です

実際先週の「C3」は30回のエントリー中7回の間違えたエントリーがありました

そもそも完璧なEAは存在しませんし (利益率2800%の為に必要な勝率は6割と判明済み) EAの間違えたエントリーが判断出来ればより利益を伸ばす事が可能となります またエントリー中のポジションに対してもチキン利食いを防ぐ事が出来ます

簡単に言うとトレードにおいて

①まず環境認識で方向を見定めます

②次にエントリーロジックで実際のエントリーを決めます

なぜ一生懸命トレードの勉強をしても勝てないのか 殆どの人が①で分かったつもりになり ②を忘れて(あるいはおろそかに)してしまっています

ネット上の解説の大半は①についてです そして環境認識というのはチャートを勉強して早くて3か月も経たない内に出来るようになってしまう程度の難しさなので

その状態で殆どの人が実弾演習をする為 90%が爆死してしまうという世界なのです

①環境認識(マクロ視点が済んだら②エントリーロジック(ミクロ)視点の勉強になるのですが こちらは何倍も時間がかかり また手法が数多(あまた)あるため難しいのです

しかし幸いな事に②については「C3」が全て請け負っていくれますので ユーザーの方は大局観(マクロ視点)で相場を見てEA動きを監視すれば良いわけです

環境認識は簡単と言いましたが ベテランになればなるほど ここに細かい理屈を盛り込んでしまい かえって相場の判断を迷うという事がよくあります

私は何人かのYoutuberの分析を定期的に見ていますが そうした方々も時々 迷走しているのを見かけます

ですから私の場合は出来るだけシンプルな方法に特化したやり方で相場を見ています

GoldenFXブログ読者ならお気付きかと思いますが 私の場合の究極の相場環境認識 それは

①まずダウを見ろ!

そして

②迷ったらダウを見ろ!

更に

③とにかくダウを見ろ!

です

 

NYダウを使った環境認識

ダウ(MT4では”US30Cash”)を使って何を見ている(判断している)かというと

相場が「リスクオンなのかオフなのか?」だけです

それがわかるとどうなのかというと

【リスクオン状態】(ダウが上昇トレンド)

ドル売り 円売りになり易い

金・銀は値上がりする(ドルと逆相関)

【リスクオフ状態】(ダウが下降トレンド)

ドル買い 円買いになり易い

金・銀は値下がりする

以前にも述べましたが 為替相場は大きく次の3つの状態を取ります

① ドル買い&円買い(リスクオフ)

② ドル売り&円売り(リスクオン)

③ ドル・円逆行  (リスクオンで円安・オフで円高になり易い)

それぞれ3つの状態を取っている時に ダウの動きに整合性があれば判断が正しいという事になります 

例えば ダウが下がっているのに ②の状態だろうという判断をしていたら それは

間違えている可能性があると疑う事が出来る訳です

また金を買おうとする時に ダウが値下がりしていたら躊躇すべきです

ダウをメインに使ったFXトレード判断はGoldenFX オリジナルで他では見かける事は無いですが非常に理に叶った適切な方法です

 

チャートを使って証明いたします

画面上から

NYダウ

ポンド・ドル

ユーロ・ドル

の直近の4時間足チャートを時間を揃えて並べてあります 

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黄色の丸が込みは トレンドの切り返し部分

四角囲みはトレンド中のチャートパターン(レンジ帯)

およそ発生時期が一致するのがお分かり頂けるかと思います

 

ここで注意したいのは これ以上細かく見てはならないという事です

(意味がない)

それぞれ相関関係はありますが それぞれの値動きを細かく追ってしまうと 

森に迷い遭難してしまいます 完全一致ではないのです

繰り返します 環境認識で大事な事は大局観です

実際ダウの値動きを織り込んだEAを作って実験した事がありますが 絶対に勝てません

ダウとドルのインデックス(ドルの高安)がどちらが先行指数になるかは 決まっていない為です

記事でも度々 ダウのチャートを解説させて頂いていますが 

まずダウのチャートに正確なラインを引く事が出来るようになれば 相場観は自然と身につける事ができると思います

そして相場のおおまかな方向性を掴んだら あとはEAが間違えたエントリーをしていなかチェックすればOKです 

但し逆行エントリーでも直ぐに切らないで様子は見た方がいいです

何故ダウなのか

ダウ以外にも SP500やナスダックなどアメリカの株価指数はありますが

一番歴史が古く かつチャートが奇麗なダウが一番頼りになります

またアメリカマーケット以外にも ヨーロッパ市場やアジア市場の株価指数もありますが 一番の経済大国のアメリカのダウに対して 他の市場が完全逆行する事は現在の相場においてあり得ないので 一番に重視しています

10年後 世界の市場の力学が変わっているかも知れませんが その時はまたその時の手法を考えればいいわけです

デイトレードの世界では1~2週間先を考える方が余程大切なのです

 

ここまで学んだら 最後に相場の切りかえし(トレンド転換)を見極める事が出来れば怖いものなしです

今のところ「C3」はトレンド転換にも上手く乗れていますが  EAとしてはレンジ帯と並んで苦手な局面です ブログでは出来る時には注意喚起もしていますが

そういった記事を読んで身に付けて頂ければと考えています

また ネット上ではこうした部分はチャートパターン(三尊なりフラッグなり)として

無数に解説記事がありますので 専門家でない私がしなくてもいいのかなという考えです

goldenfx.hateblo.jp