＜投資ルール＞
１.１万円から始める
２．ゼロカットで退場になったらまた始めからやり直す
＜今週の結果＞6月29日～7月4日
前回残高38,235→43,844円（+14.67%)
| 週利(平均）％ | 18.43 |
| 月利（平均）％ | 48.31 |
今週は「TFBreaker」の大幅なアップデート＆配布をしたのですが その直後から
相場が硬直状態で ユーザーの皆様は「C3」によるエントリーが無かったようです
こちらの記事でご紹介させて頂いたとおり バックテストは気持ちの悪いくらいの好成績でした 私の方は皆様より一足先にリアル口座で使用を開始していましたが 今のところ全勝のままです
その後解析をしていましたので 今日はロジックの解説を含めてお話します
少し長くなります
エントリーロジックをひっくり返しました
大雑把に言うとこの一言です
とは言っても今までのロジックを否定しているわけではないのがややこしい所です
EAを作った経験のある方はおそらく一度は試した事があるこのやり方
カーブフィッティングという禁じ手の代表のようなものです EAのバックテストのグラフが右肩下がりだと 単純にひっくり返してみようと思うものです
結論から言うと これは絶対上手くいきません
通常 ロジックをひっくり返すとどのような事が起こるのか 分かり易い例をyoutubeで探していたらありました！
メタトレ研究所hiro さんの動画です
https://www.youtube.com/watch?v=ddwDEhFl63Y&t=856s
でたらめなエントリールールでEAを作って カーブフィッティングという手法でむりくり勝っているように見せるやり方を実践してくれています
6:40あたりから（売り買いを逆にします）
すると 同じ通貨ペアで同一期間のバックテストをおこなうと
7:15あたりです
結果は 13:10秒あたりからです 見事な右肩上がりになります
「これなら良いじゃないか！」って一瞬思うでしょう？
これを 他の期間でテストすると こうなります
資産がどんどん減っていきます
ふつうは ロジックを逆にするだけのカーブフィッティングをおこなうと 別の通貨ペアやチャート期間でテストすると上記のようになります
何故でしょうか？
EAでも裁量でも同じことですが トレードには3つの大事な要素があります
それは
１．エントリータイミング
２．ポジションサイズ
３・イクジットタイミング
です これらどれが間違っていても勝つ事が出来ないのです
大抵のFX解説では １のエントリータイミングについてばかりの話になっているので
この話は理解し難いかもしれません
相場というのは 上がるか下がるかの2通りしかないので 目をつぶってデタラメに勝負しても 際限なく繰り返せば 上：下の方向だけなら勝敗は は５０：５０に近づくのです
３のイクジットのタイミングは反対方向へのエントリータイミングとも言えるので
エントリーと同じくらい重要なのです
相場は波を作り必ず上下動をしていますから あるタイミングでの売りと買いは両方正しい事になります エントリーして全く逆行しない事がないという事は 間違ったエントリーだったとしても 含み益が出ているタイミングもある得るという事です
または 到達点が分かっていれば どこからエントリーしても勝てるという言い方が分かり易いかもしれません
そしてその時の資産に対するポジションの大きさが間違っていれば エントリーポイントとイクジットポイントが正くても手痛い損害を被る事になります
動画のhiroさんのカーブフィッティングではエントリーのロジックだけを逆にしているので EAとしての組み立てを無視しているわけです（そういう実験なので当然ですが）
なのでEAを作る時には１～３の点をしっかり押さえておく必要があるので
「C3」はロジックを逆にすると同時にイクジット位置の計算もやり直してあります
その為通常のカーブフィッティングのような結果になっていないのです
さらに詳しく説明いたしますと ロジックを一旦逆にしていますが 逆張りを狙った
わけでありません 本来の「C3」のトレンドブレイクの監視は生きています
フォワードテストの結果を追っていて気付いたのですが このEAは勝つときも負ける時もエントリータイミングから ある高い確率で一定の割合安定して逆行します
理由として大きいのは チャートのローソク足を直接見る裁量トレードと違って インジケーターの値を参考に動くEAは どうしても反応がワンテンポ遅れる傾向があるという点です ある一定期間の過去の値を計算式に当てはめて 数値を出すわけですから当然なのですが その結果エントリーする方向とチャートの波の方向がずれやすくなるのです 乗り遅れた分 エントリー後に押しや戻りに引っかかって逆行という現象になります 「C3」で負けたトレードを検証すると エントリー方向は正しい場合が多いです
そこで一旦逆行する方向に乗れば その時点では（短い時間足で）順張りになる訳です
どのくらい逆行するかは 過去のデータから割り出しています
とここまで考えて 上手すぎるなと思い バックテストをしたのが一昨日の不気味な
好成績です つまり4時間足で監視しながら それを無視する事になるエントリーが大丈夫なのかと思うのです
その後色々試した結果 どうもRCIの値（内部パラメーター）が関係しているようです
その理由はいまいち分からないのですが RCIを完全に外したり 他の値に設定すると全然ダメなのです
RCIというインジケーターは株の世界では良く使われているそうですが FXではそれほどでもなく MT4標準のインジケーターにも含まれていません
大雑把にいうと 相場の勢いを見るためのものですが 私は方向を見る為に使っています
そんな訳ですが アップデート後の取引総数がまだまだ少なく 結果の検証は十分とは言えませんので しばらく観察の後 更に改善をして行くつもりです
その際にはもちろんお知らせ致します
VS ペッパーさん
おまたせしました 私の「勝手にライバル」ペッパーさんとの勝負です
１0万円を1年で１億円にするチャレンジをしているプロトレーダーの方ですが
先週14週目の動画が見つかりませんでしたので 今週勝負再開です
ペッパーさん1億円チャレンジ15週目の動画はこちら
結果はこちら
１５週目で資産６．３倍！ 強すぎでしょう 流石プロを自称するだけはあります
利益率で私と比較したグラフを見てみます（青線が私です）
少し離されてしまいましたが 必死に食らいついて行っていますよ
言っておきますがペッパーさんの成績が良すぎるだけで 私の方も相当優秀なんです
それでも負けていますが．．．
なんとか新しい「C3」の力を使って追いついてみせましょう
それにしても相手が強すぎますね 頑張ります
話変わって 今週一度だけ裁量エントリーのリアルタイム解説をやりましたが また機会があればご紹介させて頂きます なかなか上手いタイミングで発信できないのですが
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ベンツまであとどれ位？
